筋膜調整とは
Fascia Rebalance
筋膜とは、筋肉や臓器を包むストッキングのようなものです。
私たちの身体は普通まっすぐに立つことができます。しかし、内臓は左右非対称。左右の重さが違うのにきちんと立てるのは筋膜のおかげなのです。
どんな膜か見たことがある方は多いはずです。
鶏肉を調理する時など、表面に薄い皮のような膜を見たことはありませんか?そうです、それが筋膜なのです。そして筋膜は、脊椎動物全てに備わっているのです。犬や猫などもそっと触れているとその動きを感じ取ることができます。
また、筋膜は潜在意識と顕在意識をつなぐ膜と言われいて、ココロの状態によって、歪んでしまったりします。例えば、交通事故などで怪我をして、回復したのに何故か痛みがいつまでたっても感じられるような場合です。事故の衝撃で受けた時の感情が筋膜に付着して萎縮したままになってしまっているということがあります。
筋膜は呼吸や心拍に関係なく、1分間に6回~12回伸縮しています。ですので、そっと皮膚の表面を触っていると、伸縮しているのが誰でも分かるようになります。その他、ミッドタイド、ロングタイドと呼ばれるもっと緩やかな伸縮も感じることができます。
背骨の中に硬膜とばれる膜があり、それは脳から尾てい骨までつながっています。伸縮のメカニズムは脳の中枢にある脳脊髄液ができる場所から生まれます。脳は髄液で満たされていて、浮かぶように存在しています。脳脊髄液は、側脳室、第3脳室、第4脳室の脈絡叢で作られ、脳や脊髄を浸しながら循環しています。その循環の動きによって、体の伸縮が起こっているのです。
脊柱を通っている神経も硬膜によって守られていて、その循環が滞ると全身に影響が及びます。
妃美貴で行っている筋膜調整はその循環をスムーズにする手技を使って、体全体を緩め、リラックスさせるものです。
お客様の体調を伺いながらセッションを進めてゆきます。